詩・俳句・短歌

広岡浅子「草詠」

高野晴代[監修]

四六判並製・208頁・2400円
ISBN978-4-87737-434-1 (19・1)

本書は、このほど広岡家(加島屋五兵衛家資料)で発見された広岡浅子の歌集、396首の翻刻、解説書である。本書表紙の浅子が持つ冊子の題簽は「草詠 冬」と読める。浅子は三十代と思われ、二十八歳で長女亀子を出産、三十八歳には筑豊の潤野炭鉱を買収するというような時期と重なる。実業家として歩み始め、炭鉱にピストルを持参したと伝えられる浅子のもう一つの手には、筆を持ち、自らの思いを託す短歌の存在があったことを、私たちはこの『草詠』を通して知るのである。

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日本近代詩の発展過程の研究

与謝野晶子、石川啄木、萩原朔太郎を中心に

ルカ・カッポンチェッリ Luca Capponcelli[著]

A5判上製・330頁・3800円+税
ISBN978-4-87737-424-2(18・2)`

晶子・啄木・朔太郎を中心に、近代詩と近代国家がいかなる影響関係の上に成立してきたかを、身体的表現に焦点を当て解明する

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碧梧桐百句

碧梧桐百句

栗田 靖[著]

四六判・340頁・2800円+税
ISBN978-4-87737-338-2(12・11)

子規没後、「日本」俳句欄を継承し、感覚的写実的傾向で子規の写生を推し進め、新傾向俳句運動を展開した河東碧梧桐は俳句を近代詩の一形式と考え、その近代化に苦悩した先覚者でもあった。碧梧桐の名句100句を鑑賞する。
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今こそよみたい<br />           近代短歌

今こそよみたい
近代短歌

長澤ちづ・山田吉郎・鈴木泰恵[編]

四六判・239頁・1800円+税
ISBN978-4-87737-337-5(12・10)

短歌文芸の軌跡を捉え直す
短歌の歴史
短歌の表現
短歌鑑賞
落合直文 尾上柴舟 佐佐木信綱 正岡子規 与謝野鉄幹 与謝野晶子窪田空穂 若山牧水
北原白秋 石川啄木 吉井勇 伊藤左千夫 長塚節  島木赤彦 斉藤茂吉 釈迢空
土屋文明 前田夕暮 木下利玄 太田水穂 土岐善麿 会津八一
前川佐美雄 斎藤史 佐藤佐太郎 宮柊二 近藤芳美 中城ふみ子
寺山修司 塚本邦雄 岡本かの子 中村憲吉
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満洲詩生成伝

満洲詩生成伝

守屋貴嗣[著]

四六判・412頁・3800円
ISBN978-4-87737-325-2 (12・3)

西洋に対する憧れと、東洋の盟主としての日本意識が有する自尊心という緊張関係のなかに、日本のナショナリティを構築するという構図。『亞』同人たちがみた国際都市大連は、そのような思想的、文化的、精神的な闘争の闘争の場であった。
序章
第一部 『亞』の成立・生成
第一章 安西冬衛
第二章 瀧口武士
第三章 北川冬彦
第四章 三好達治
第五章 尾形亀之助
第六章 城所英一・富田充
第七章 春山行夫
第二部 『亞』以後の満州詩
第一章 『戎克』論
第二章 『鵲』論
第三章 『満州浪漫』ー逸見猶吉
第四章 『作文』の行方
終章 満州詩研究の動向として
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空の歌

空の歌

中原中也と富永太郎の現代性

権田浩美[著]

A5判・430頁・4200円
ISBN978-4-87737-320-7 (11・10)

富永太郎生誕110周年─未刊行資料からみえてくる富永太郎の新しい貌
大正後期から昭和にかけての新興芸術の性急な移入に伴う騒擾のなかで中原中也と富永太郎、そして同時代の詩人たちは如何に受容し、独自のものに変容したのか。新興芸術詩を中心とした詩史における位置づけを試みると共に、同時代の文化・芸術との相関性を探り、その現代性を考究する。
第1部中原中也─抒情の成り立ち
第2部中原中也と丸山薫
第3部中原中也と平戸廉吉
第4部富永太郎の新しい貌
第5部ふたたび、中原中也─抒情からの逸脱、現代性の在り処
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日本近代象徴詩の研究

日本近代象徴詩の研究

佐藤伸宏[著]

A5判・382頁・8000円
ISBN4-87737-214-8(05・10)

◆日本詩人クラブ詩界賞
上田敏論 上田敏の翻訳態度/〈秋の歌〉/「象徴詩」の理念/「象徴詩」の再定義 蒲原有明論 『春鳥集』から『有明集』へ/『有明集』論/蒲原有明の詩的理念/「人魚の海」論/『有明集』の位相/散文詩への展開 明治期象徴詩の帰趨 自然主義と象徴詩/象徴詩の転回他
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俳人・高田蝶衣

俳人・高田蝶衣

小早川健[著]

四六判・220頁
ISBN4-906434-25-2(93・11)

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詩の成り立つところ

詩の成り立つところ

日本の近代詩・現代詩への接近

澤正宏[著]

四六判・301頁・3800円
ISBN4-87737-118-4(01・9)

Ⅰ『新體詩抄』の出現/与謝野晶子と高村光太郎/象徴詩の展開/室生犀星のイメージ「青き魚」/萩原朔太郎と詩誌『日本詩人』/Ⅱ詩史の断層/モダニズム詩の成立をめぐって/昭和初期のモダニズム詩と「純粋」/超現実主義の水脈/瀧口修造論/昭和初年代の詩論/詩史のなかの金子光晴/Ⅲ理念としての「戦後」と戦後詩/稲川方人論/読むことと表象/Ⅳ詩の転換点をとらえて
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近代の詩精神

近代の詩精神

飛高隆夫[著]

四六判・292頁・3800円
ISBN4-87737-031-5(01・9)

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細見綾子秀句

細見綾子秀句

林徹[著]

四六判・223頁・1800円
ISBN4-87737-109-5(00・9)

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河東碧梧桐の基礎的研究

河東碧梧桐の基礎的研究

栗田靖[著]

A5判・750頁
ISBN4-87737-088-9(00・2)

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都市モダニズムの奔流

都市モダニズムの奔流

「詩と詩論」のレスプリ・ヌーボー

澤正宏・和田博文[編]

四六判・326頁・2718円
ISBN4-906424-84-8(96・3)

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新編近代俳句

新編近代俳句

日本文学コレクション

栗田靖・清水弥一[著]

A5判・120頁・1400円
ISBN4-906424-69-4(95・5)

代表的な俳人23人と花鳥風月の名句を写真・資料とともに取り上げる。近代俳句の流れ・略年表・俳人系統図
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『新體詩抄』研究と資料

『新體詩抄』研究と資料

西田直敏[著]

A5判・476頁
ISBN4-906434-38-4(94・4)

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