文化における〈風景〉
3600円
A5判上製・259頁
ISBN978-4-87737-398-6
C1000(16・7)

文化における〈風景〉

宮城学院女子大学人文社会科学研究所[編]

〈風景〉という窓を通して、我々は世界をどのように見ているのか
人文地理学、西洋美術史、フランス政治史、東洋史、日本服飾史、日本近代文学
それぞれの窓を介して〈風景〉の表情を探求する。

Ⅰ─────景観論から見る沖縄風景の解釈 ◆ 土屋純
Ⅱ─────イタリア・ルネサンスにおける風景画の一側面 
                ローマの風景壁画を中心に ◆ 森雅彦
Ⅲ─────坂本繁二郎のフランス体験と「雲」のある風景 ◆ 今林直樹
Ⅳ─────中国は山水画に何を求めたのか 
                「気韻」と写実性を中心に ◆ 小羽田誠治
Ⅴ─────「装い」の中の「風景」、「風景」の中の「装い」
  江戸名所景物としての「都鳥」意匠の位置 ◆ 大久保尚子
Ⅵ─────暮鳥の≪青空≫ 風景の中の詩人 ◆ 九里順子

 

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