バックナンバー 漱石研究

第18号<br />特集◎『明暗』

第18号
特集◎『明暗』

《鼎談》加藤周一

2400円
ISBN4-87737-218-0(05・10)

◎小説とは何か
近代小説、どこが? 富山太佳夫
資本主義と“文学”藤森 清
◎はじめとおわり
「擬いの西洋舘」のト(ロ)ポロジー 高山 宏
〈終り〉をめぐるタイポロジー 高橋 修
◎『明暗』のうしろがわ
不可視と不在の『明暗』 長山靖生
『明暗』とポアンカレの「偶然」 小山慶太
◎愛と女性
『明暗』の「愛」に関するいくつかの疑問 飯田祐子
女の「愛」と主体化 池上玲子
▼エッセイ 竹盛天雄・一海知義・十重田裕一・本杉浦芳夫
▼インタビュー香山リカ
▼香水をつけたハンカチ加藤洋介
▼書評 飛ヶ谷美穂子
▼文献目録 '01・7〜'03・6
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第17号<br />特集◎『門』

第17号
特集◎『門』

《鼎談》川本三郎

2400円
ISBN4-87737-200-8(04・10)

◎仕組まれた冒険と植民地
「平凡」をめぐる冒険 押野武志
占領の言説、あるいは小市民たちの帝国 五味渕典嗣
◎女たちの物語
「残酷な母」の語られ方 久米依子
失われゆく避難所 北川扶生子
『虞美人草』と『門』の抱一屏風 玉蟲敏子
◎『門』を生きる時間
『門』─野中夫婦のゆくえ 玉井敬之
『門』の幾何学紋様 福井慎二
過去を書き換えるということ 千田洋幸
▼恐怖と排除の構造朴 裕河
▼書評 関礼子・斉藤英雄・朴裕河
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第16号<br />特集◎『虞美人草』

第16号
特集◎『虞美人草』

《鼎談》水村美苗

2400円
ISBN4-87737-180-X(03・10)

【奇想天外『虞美人草』講義】 高山宏
◎『虞美人草』のトポロジー
女が男を誘うとき 塩崎文雄
博覧会と読書 和田敦彦
◎恋と相続の問題系
藤尾一人の恋 小山静子
男の法、女の法 北田幸恵
◎引用を織り上げる
『虞美人草』と『青春』 平岡敏夫
模倣の転覆 瀬崎圭二
◎型のかたち
アレゴリー小説としての『虞美人草』 高橋 修
メロドラマとしての『虞美人草』 関  肇
◎小説の方へ
「小説」の構築武田信明
小説に似る小説:『虞美人草』金子明雄
▼書評 藤森清・島村輝・北川扶生子・石井和夫・若林幹夫
▼文献目録 '00・7〜'01・6
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第15号<br />特集◎『行人』

第15号
特集◎『行人』

《鼎談》吉本隆明

2400円
ISBN4-87737-160-5(02・10)

◎恋愛のディスクール
恋愛と家父長制 三浦雅士
狂気と恋愛の技術 松下浩幸
ロマンチックラブの敗退とホモソーシャリティの忌避 森本隆子
◎意識と身体
漱石と神経衰弱 川村邦光
歇私的里者のディスクール 生方智子
医療のお得意さま 小平麻衣子
暗示は戦う 佐々木英昭
◎脱特権化される漱石
「黙約」のポリティクス 田口律男
文科大学の学者ということ 高田理惠子
行人注跡上史郎
▼書評 木股知史・戸松泉・押野武志・小森陽一
▼文献目録 '99・7〜'00・6
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第14号<br />特集◎『吾輩は猫で ある』

第14号
特集◎『吾輩は猫で ある』

《鼎談》中島梓

2400円
ISBN4-87737-140-0(01・10)

『吾輩は猫である』をめぐるエッセイ海野弘/高山宏/巽孝之/千葉俊二/日高敏隆
◎日露戦争の中の『猫』
拗ねた人間と哲学する猫 大江志乃夫
「太平の逸民」の日露戦争 五井信
戯作と論説の邂逅 真銅正宏
運動としての殺戮 小森陽一
◎関係性を生きる『猫』
交際と戦争 赤井恵子
猫の家の人々 久米依子
◎その後の『猫』たち
メディア「吾輩」百年後までのリアリティ 太田鈴子
吾輩の死んだあとに 日比嘉高
▼『吾輩は猫である』を読むベスト21 福井慎二
▼インタビュー 南條竹則
▼二つの『心』孫軍悦
▼書評 小平麻衣子・篠崎美生子
▼文献目録 '98・7〜'99・6
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第13号<br />特集◎漱石山脈

第13号
特集◎漱石山脈

《鼎談》関口安義

2400円
ISBN4-87737-120-6(00・10)

二十世紀クオ・ヴァディス 高橋英夫
呼び水としての虚子 坪内稔典
東洋城の「起源」鈴木章弘
寺田寅彦と漱石 小山慶太
郷土の人・小宮豊隆 中野記偉 森田草平 関川夏央
安倍能成と夏目漱石 安倍オースタッド玲子
阿部次郎に於ける漱石 佐藤伸宏
誰が一番愛されていたか 半田淳子
夏目漱石と内田百閒 内田道雄
漱石と中勘助 十川信介
野上弥生子の特殊性 飯田祐子
〈漱石・芥川〉神話の形成 石割透
和辻哲郎の漱石体験 吉沢伝三郎
橋口五葉と津田青楓の漱石本 山田俊幸
岩波茂雄と夏目漱石山本芳明
▼『行人』における主体の希求と回避 遠藤伸治・有元伸子
▼書評 生方智子・押野武志・松下浩幸・丸尾実子
▼文献目録 '97・7〜'98・6
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第12号<br />特集◎『坊つちやん』

第12号
特集◎『坊つちやん』

《鼎談》半藤一利

2400円
ISBN4-87737-100-1(99・10)

◎『坊つちやん』の明治
〈戦争=報道〉小説としての『坊つちやん』芳川泰久
矛盾としての『坊つちやん』小森陽一
◎書くことと語ること
街鉄の技手はなぜこの手記を書いたか 高原和政・五味渕典嗣・大高知児
『坊っちゃん』と標準語雄弁術の時代 松元季久代
◎読むことの神話学
『坊っちやん』を〈読むこと〉 菅聡子
大事な手紙の読み方 城殿智行
『坊っちゃん』を性転換すれば 西川祐子
◎関係の中の『坊つちやん』
聖母を囲む男性同盟 佐伯順子
穢の波動 小林正明
▼『坊つちやん』を読むベスト21 丸尾実子
▼インタビュー河合隼雄
▼書評 大澤吉博・石井和夫・小森陽一
▼文献目録 '96・7〜'97・6
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第11号<br />特集◎『彼岸過迄』

第11号
特集◎『彼岸過迄』

《鼎談》姜尚中

2400円
ISBN4-87737-055-2(98・10)

◎帝国の青年
「東京朝日新聞」から見た『彼岸過迄』 安藤恭子
〈浪漫趣味〉の地平 押野武志
◎都市の中のテクスト
あかり探偵欲望 柴市郎
「都市」と「都会」田口律男
『彼岸過迄』宮内淳子
◎『彼岸過迄』をめぐる言説
漱石の探偵小説 伊藤秀雄
『彼岸過迄』から『須永の話』まで 山本芳明
▼『彼岸過迄』論ベスト21 松下浩幸
▼インタビュー関川夏央
漱石と渋川玄耳 青柳達雄
「太陽」の「漱石」 青木稔弥
▼書評 上野千鶴子・小倉脩三
▼文献目録 '95・7〜'96・6
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第10号<br />特集◎『それから』

第10号
特集◎『それから』

《鼎談》水田宗子

2400円
ISBN4-87737-040-4(98・5)

◎言説のクリティック
特権化される「神経」 一柳廣孝
『それから』の感覚描写 藤井淑禎
『それから』に記述された画家と、表現上の視覚的イメージ操作について 田中日佐夫
◎横断するテクスト
代助と新聞小森陽一
オートポイエシスする文学 仲正昌樹
『それから』再読 佐藤泰正
◎性の境界
姦通文学としての『それから』 千種・キムラ・スティーブン
妾の存在意義小谷野敦
▼『それから』論ベスト30 生方智子
▼インタビュー/『それから』を撮る 筒井ともみ
『倫敦塔』をめぐる記憶・知覚・時間 鈴木敦子
『三四郎』をめぐる女たち 藤原尚昭
『三四郎』遡行 杉田智美
▼書評 中島国彦・飯田祐子
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第9号<br />特集◎漱石と家族

第9号
特集◎漱石と家族

《鼎談》芹沢俊介

2400円
ISBN4-87737-030-7(97・11)

◎家族のディスクール
夫婦の他者性と不幸 水田宗子
夏目漱石と家族 山下悦子
漱石と「家」玉井敬之
◎歴史の中の家族
民法制定下の『道草』丸尾実子
国民文学としての『坊つちやん』 生方智子
◎物語と家族
小六という〈他者〉出原隆俊
『こゝろ』の家族戦略 小仲信孝
『行人』論中山和子
▼インタビュー/文人夏目漱石
奥本大三郎
『漱石全集』の装幀から 松村茂樹/最初の夫の死ぬ物語 平野芳信
▼文献目録 '94・7〜'95・6
▼書評 藤尾健剛
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第8号<br />特集◎『夢十夜』

第8号
特集◎『夢十夜』

《鼎談》古井由吉

2400円
ISBN4-87737-020-X(97・5)

二つの夜─クリンガーと漱石 高桑法子
パトス的身体の露出 笠原伸夫
開かれたテクスト 大浦康介
夢の幾何学 高山宏
篝火と蹄 小林康夫
物語のファンタジー構造 中村三春
ながく、はてしない待機 有田英也
停滞と循環 芳川泰久
闇からのメッセージ 清水孝純
豚パナマ・帝国の修辞学 山本真司
▼『夢十夜』論ベスト30 生方智子
▼インタビュー/夢ではない夢のはなし 阿刀田高
「第一夜」の構造と主題 須田千里
言説はいかに理解されるか 西田谷洋
「集合意識」と「明治の精神」藤尾健剛
▼漱石俳句異見(二) 林望
▼倫敦消息 恒松郁生
▼書評 須田千里・西田谷洋・藤尾健剛
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第7号<br />特集◎漱石と子規

第7号
特集◎漱石と子規

《鼎談》 井上ひさし

2400円
ISBN4-87737-010-2(96・11)

◎生きられた関係
ヘルメス的友情 高橋英夫
俳句と散文の間で 小森陽一
カステラを懐いて徘徊す 坪内稔典
◎ジャンルの記憶
漱石と子規の写生 安森敏隆
商標としての「写生文」 鈴木章弘
◎子規の視座から
子規と漱石の日本 松井利彦
子規と漱石の「西郷隆盛」 中野一夫
子規と漱石和田克司
▼インタビュー/子規を歩く 森まゆみ
文字からの文学論 常石史子/[調査]漱石と接触があった人のこと 上杉伸夫/「テクストはまちがわない」か? 浅田隆/それでも「テクストはまちがわない」 石原千秋/▼文献目録 '93・7〜'94・6
▼書評 阿部高裕
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第6号<br />特集◎『こゝろ』

第6号
特集◎『こゝろ』

《鼎談》蓮實重彥

2400円
ISBN4-87737-000-5(96・5)

◎女と男の政治学
〈他者〉としての妻:先生の自殺と静の不幸 水田宗子
クイアーファーザーの夢、クイアーネイションの夢 大橋洋一
静の一面 硲香文
◎関係としての『こゝろ』
こころの場所、家の場所 石崎等
『こゝろ』の現象学 田口律男
定番を求める心 高橋広満
◎『こゝろ』のエリクチュール
始源の反語 佐藤泉
闘争する表象空間 中山昭彦
テクストはまちがわない 石原千秋
▼座談会/『こゝろ』論争以後 
飯田祐子+石原千秋+小森陽一+関礼子+平岡敏夫
▼漱石俳句異見 林 望
▼倫敦消息 恒松郁生
▼文献目録 '92・7〜'93・6
▼書評 吉川豊子
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第5号<br /> 特集◎漱石と明治

第5号
特集◎漱石と明治

《鼎談》小島信夫

2400円
ISBN4-906424-90-2(95・11)

◎漱石と帝国主義
「帝国」の漱石 川村湊
漱石と帝国主義・植民地主義 中川浩一
ボディビルダーたちの帝国主義 谷内田浩正
ロンドン体験としての「草枕」 平岡敏夫
◎漱石と明治メディア
明治末期の新聞メディアと漱石 有山輝雄
史論の言説紅野謙介/速度の都市 吉見俊哉
明治の漱石 青木稔弥
◎漱石と制度
教養知識人の運命 竹内洋
『三四郎』に吹く〈風〉丸尾実子
長男の記号学 石原千秋
▼インタビュー/大岡信
▼文献目録 '90・7〜'92・6
▼書評 佐藤深雪・中山和子・内田道雄
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第4号<br />特集◎『硝子戸の中』

第4号
特集◎『硝子戸の中』

《鼎談》安岡章太郎

2400円
ISBN4-906424-70-8(95・5)

◎開かれる言葉
『硝子戸の中』の一面 玉井敬之
『硝子戸の中』、その可能性 柴市郎
「硝子戸の中」の「漱石」 村瀬士朗
〈硝子戸〉の中からの返書 島村輝
◎記号としての家庭
『道草』論─血の隠喩 関谷由美子
『道草』再考 松下浩幸
◎差異化する言葉
三人称回想小説としての『道草』 金子明雄
愛と差異に生きるわたし 立川健二
▼『硝子戸の中』『道草』論ベスト30 工藤京子
▼座談会/漱石と退化論 石原千秋+小倉脩三+小森陽一+富山太佳夫
▼〈自由な死〉をめぐって 松沢和宏
▼漱石秀句愚評 林 望
▼文献目録 '88・7〜'90・6
▼倫敦消息 恒松郁生
▼書評 佐藤泉
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第3号<br />特集◎漱石とセクシャリティ

第3号
特集◎漱石とセクシャリティ

《鼎談》津島佑子

2400円
ISBN4-906424-60-6(94・11

◎恋愛の政治学
漱石文学のセクシュアルポリスティックス 織田元子/悲恋小説としての『こゝろ』 戸松泉/男になれない男たち 小森陽一
◎性差の系譜学
倫敦漱石猟色考 内田道雄/悲劇としての身体 伊藤博/『道草』の妊娠出産をめぐって 江種満子
◎隠喩としての性
「装い」のセクシュアリティ 関礼子/青春小説の性=政治的無意識 藤森清/軋みはじめた〈鳥籠〉 丸尾実子/神経衰弱の記号学 石原千秋
▼関連文献ベスト30 飯田祐子
▼インタビュー 山下 浩
▼東北大学所蔵『文学論』関係資料について 小倉脩三
▼倫敦消息 恒松郁生
▼書評 小谷野敦・伊豆利彦・石崎等
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第2号<br /> 特集◎『三四郎』

第2号
特集◎『三四郎』

《鼎談》島田雅彦

2400円
ISBN4-906424-50-3(94・5)

◎『三四郎』と東京帝国大学
大学の独立と文芸の独立 三谷太一郎
『三四郎』の東京帝国大学 一柳廣孝
『三四郎』と寺田寅彦 高田誠二
◎本郷文学圏
藁屋根とヌーボー式と 中島国彦
『三』と『四』の図像学 村瀬士朗
『三四郎』とイプセン 毛利三彌
◎新しい女たち
「商売結婚」と新しい女たち 中山和子
女の顔と美禰子の服 飯田祐子
◎バフチンラカンから
あてにならない観察者 千種・キムラ・スチーブン
語りうることのあかるみのうちに 佐藤泉
婚姻鏡父の名 芳川泰久
▼『三四郎』論ベスト50村田好哉
▼インタビュー 江國滋
▼隠蔽された欲望 渡仲良也
▼写生文的認識と恋愛 東浩紀
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創刊号<br />特集◎漱石と世紀末

創刊号
特集◎漱石と世紀末

《鼎談》柄谷行人

2400円
ISBN4-906424-30-9(93・10)

漱石と『象徴主義の文学運動』 吉田凞生
歴史に背を向けて 富山太佳夫
二〇世紀の最前線にある漱石 芳賀徹
博覧会の世紀へ『虞美人草』 石原千秋
夏目漱石と二〇世紀 小森陽一
▼インタビュー/岩波書店編集部 新「漱石全集」について
▼漱石研究の現在 相原和邦/石井和夫/石崎等/伊豆利彦/内田道雄/遠藤祐/小倉脩三/加藤二郎/小泉浩一郎/酒井英行/佐々木充/佐々木雅發/佐藤泰正/清水孝純/高木文雄/玉井敬之/十川信介/中島国彦/平岡敏夫/村松定孝
▼全集未収録資料 漱石「文話」紹介/堀部功夫
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