近代作家の構想と表現
漱石・啄木から石塚友二・茨木のり子まで、16人の作家・詩人の世界に、
資性や風土的契機、時代の背景及び比較文学の視点からその現代的意義を探求。良寛にも及ぶ、豊穣な近代文学再発見の書!
Ⅰ 夏目漱石『行人』 とその周辺
Ⅱ 上田敏とその遺響
Ⅲ 小川未明の世界
Ⅳ 横光利一の構想と表現
Ⅴ 戦時下の小説とその背景
Ⅵ 坂口安吾の説話的世界
Ⅶ 詩人たちと佐渡・越後