森鷗外論攷 完
森鷗外論攷の集大成
鷗外にとって表現することの意味―序に代えて
第一部 総 論
一 明治文学史に於ける「めさまし草」の位相
二 鷗外はアイヌの少女・知里幸恵に会ったか
三 「偽(フェイク←ルビ)」と「事実(ファクト←ルビ)」を論じ、『能久親王事蹟』に及ぶ
四 『能久親王事蹟』論 追補
五 鷗外と自然主義
六 旅する鷗外
第二部 ゆかりの人々
一 観潮楼、遺愛の品々
二 樋口一葉と伊勢屋―生活を支えた本郷菊坂の
三 鷗外と子規・虚子との交流
四 津和野の人・安野光雅―森鷗外とともに
五 滞独時代の鷗外宛書簡
第三部 元号、謚号、即位式、大嘗祭
一 元号考
二 鷗外の元号、謚号に関する見解
三 践祚・即位式・大嘗祭
第四部 資料編
Ⅰ 書簡
Ⅱ 序文―全集未収録
Ⅲ 原稿・草稿
Ⅳ 研究ノート