恋する人文学
「恋は、学問ですよ。」
『伊勢物語』が示す恋愛のモデルコースとは? 藤原定家はなぜ女性のふりをして恋歌を詠んだのか? 落語に純愛ものが少ないのはなぜ? 近世と近代の三角関係はどう違うのか? 『世界の中心で、愛を叫ぶ』で傷心の主人公が旅に出るわけは? 柳田民俗学の出発点は恋愛だった? 「仏の愛情にすがる」という表現はなぜおかしい?……。恋愛をめぐるさまざまな謎に二松学舎大学国文学科の教員たちが挑み、解き明かす。人文学の魅力、学問の面白さを発見させる新しい形の入門書。
