夏目漱石論
Ⅰ漱石と鷗外
Ⅱ『坊っちやん』の構造
『草枕』論
『野分』の周辺
観念と現実 『野分』論
Ⅲ『三四郎』論
『門』・一つの序章
『彼岸過迄』をめぐって
相対世界の発見
漱石『心』の根底
(付)戦後研究史における「漱石と『明治の精神』」
Ⅳ『心』から『道草』へ
『道草』の言語世界
『明暗』の構造/臨終前後
Ⅴ漱石論をめぐる二つの陥穽
『私の個人主義』の位置づけをめぐり