奈良朝漢詩文の比較文学的研究

◆上代文学会賞
奈良朝の漢文体の伝について、初めて分類と時代区分をふくむ大系化を試み、奈良朝漢詩文について基礎的な本文校訂と出典考証をくわえた。また、その成果にもとづいて、唐・新羅に直結する東アジア世界の漢字文化圏・仏教文化圏の一環として、奈良朝漢詩文生成の場「大安寺文化圏」の様相をあきらかにした。


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